flea heart なwiki - compizの設定をする
compizはubuntuの様々な画面効果を行うためのエンジンで、デフォルトで設定されている効果は本当に氷山の一角しか使っていません。
ここではもっと使いやすく・楽しくするための設定変更の内容をメモしておきます。
※注意※ このcompizの設定は、画面表示の元の設定をイジることになるので、下手な設定をすと表示されなくなる恐れがある ので、この設定を行うときは慎重に行ってくださいね。 (特にバッティングした際の反応は特に気をつけてください)

compizconfig setting manager のインストール

  • compizconfig setting manager をインストール
sudo aptitude install compizconfig-settings-manager

  • compiz plugins extra をインストール
sudo aptitude install compiz-plusins-extra


compiz の設定

  • 普通にcompizconfig settings managerを起動します

  • 起動時に気をつけて使ってね警告が表示されるので、OKをクリックします

マルチデスクトップを設定する
  • [一般] - [一般オプション] をクリックします
  • デスクトップサイズを好きなサイズにします。 あまり多くても分からなくなるので、4〜5あたりがいいと思います。

デスクトップの設定
マルチデスクトップを有効にすると、その次は切り替え方法を決めます。 そのままでも切り替えできるのですが、自分は以下のようにします
  • デスクトップ6とデスクトップ1をくっつけてお互いに直接切り替え可能にします
  • せっかくなので、切替時に回転するような画面効果にします
  • [デスクトップ] - [デスクトップキューブ] にチェックを入れます。 その後以下の警告が表示されるので、DesktopWallを無効にします

  • [デスクトップ] - [キューブの回転] にチェックを入れます。 その後以下の警告が表示されるので、干渉の解決をクリックします

  • 続けて以下の警告が表示されるので、Switch to Viewport1 を無効化をクリックします



デスクトップの移動時には以下のように回転効果が得られます

揺れるウィンドウ
  • [エフェクト] - [揺れるウィンドウ] にチェックを入れます。 その後 Snapping Windows を無効化 をクリックします

  • ウィンドウを移動されるときは、以下のようにウィンウィンうねるように動くようになります

ズームイン/アウト
一時的に小さいフォントが出てきたときなどに使っています。
  • [アクセシビリティ] - [Enhanced Zoom Desktop] のチェックを入れます。
  • さらに [Enhanced Zoom Desktop] をクリックし、ズームイン/アウトのボタンをセッティングします。 今回は、Alt+Win+マウススクロール でできるようにしています

ウィンドウ制御
ウィンドウを画面端に持っていった時に最大化してしまうので、それを無効化します
  • [ウィンドウ・マネジメント] - [ウィンドウサイズの変更] にチェックを入れます
  • [ウィンドウサイズの変更] をクリックし、[一般] タブにある「Maximize Vertically if screen edge hit」のチェックを外します


ウィンドウを左右に並べる機能をオフにします。 個人的にはこういった機能を使う場面がない。。。。。
  • [ウィンドウ・マネジメント] - [Grid] のチェックを外します


ウィンドウの切り替えもデフォルトでは味気ないので、ShiftSwitcherを使います
  • [ウィンドウ・マネジメント] - [Shift Switcher] にチェックを入れます。 その後「干渉を解決」をクリックします
  • 以下の警告が表示されるので、「Key to start the Launcher Application Switcherを無効化」をクリックします
  • さらに警告が表示されるので、「Key to start the Launcher Application Switch in reverseを無効化」をクリックします


ここまでやってもまだ作業が残っています。 というのはubuntuがデフォルトで予約しているウィンドウ切り替えのキーとかぶっているのです。
このため、compizのキーコンフィグを優先させる作業が必要になります。 ......といってもcompiz側で設定をするだけなんですけど。

  • [Shift Switcher] をクリックして、[割り当て]タブを開くとキーコンフィグの一覧が表示されます。 ここの[Next Window Key]を適当なキー設定に一度設定します
  • 再度[Super]+[Tab]を設定すればOKです。 このときにもう一度上の警告が表示されますので、同じようにしてください。
  • 同じように以下のキーを設定します
    • Previous Window Key         ⇒ Shift + Super + Tab
    • Next Window Key (all workspace)   ⇒ Alt + Super + Tab
    • Previous Window Key (all workspace) ⇒ Shift + Alt + Super + Tab

サンプル画像はちょっと乱雑ですが、こんな感じでキレイな感じでウィンドウ切り替えが可能になります

クリック無しでフォーカス
私が好んで使っているのがこの機能で、これをつかうとウィンドウを前面に出さずにフォーカスを当てることができます。 ちょっと入力したいけどウィンドウを前面に出すと、画面から消えてしまうので前面には出したくない....という時に非常に便利です(そして結構そういう場面が出てくる)。

設定は、[一般]-[一般オプション]のフォーカスとその関連動作にある、「クリックしてフォーカス」のチェックを外すだけです。 自分はさらに「自動で最前面に上げる」のチェックもオフにして前面に出ないようにしています。