また1つ1つファイルをチェックするのはさすがにしんどいので、find を使ってテキストに出力して、比較してやります。
これをコピー前後でたとえば「backup.org」と「backup.new」で作ってやります。 ちなみに上のコマンドを説明すると
コマンド | 意味 |
---|
find . -type f | 現在のディレクトリ配下でファイルを抽出する(これでファイルのリストが出来上がります) |
while read f | 出来上がったファイルリストから1つずつレコードを取り出して「f」という変数に代入します |
md5sum "$f" | ファイルf のMD5のチェックサムを計算します |
>> ~/backup.org | 計算したチェックサムの結果を自分のホームディレクトリに「bakcup.org」で追加出力します |
do 〜 done | この間を計算対象のファイルがなくなるまで繰り返します |
「md5sum」の代わりに「sha1sum」や「sha512sum」などいろいろな方法があります。 「md5sum」は改ざんチェックの中でも最低レベルに属するチェック計算ですが、sha512sumとかを使うと計算に時間がかかってしまって終わりません。 どうしてもという方は止めませんので、こちらをどうぞ。
参考までに出力されたファイルはこのようになってます。 最初の列はMD5のチェックサム、2番めはファイルです。