タイトル変えました〜 ubuntuを中心にlinuxのセットアップとか覚書とかをもろもろ書いていきます。あとCisco系のネットワークやjQueryとかも余裕があれば書いていきたい....

CDをmp3に変換する方法を紹介します。 結構いろんなところで紹介されているので、今回はちょっと普通じゃないやり方だけど好みの設定に変換できる方法を紹介しておきます。


準備

  • asunder, avconv, easyTag をインストールする
$ sudo aptitude install easytag asunder libav-tools

  • asunderの設定をします。 エンコードはavconvでやらせるので、asunderのエンコード設定をすべてオフにします

  • ファイルの作成時に [アーティスト名]/[アルバム名]/[トラック番号]-[曲名] でファイルを作るようにしています


変換作業

  • asunderを起動してCDをセットします。 大概のCDだったら勝手にアルバムをインターネットから探して、割り当ててくれます。

  • 吸い出す ボタンをクリックして、しばらく待つとwavファイルに変換してくれます。
  • wavファイルが出力されているディレクトリに移動して、avconvコマンドで一括で変換します
$ for f in *.wav; do avconv -i "$f" -c:a libmp3lame -b:a 96k "${f%.wav}.mp3"; done

avconvのオプションを以下に示しておきます。
オプション説明
-i入力ファイルを指定します。 ここではfor文内の指定なので「$f」で指定しています。 さらに日本語対応のためにダブルクォーテーションで括ってます
-c:a libmp3lameエンコードするエンジンを指定します。 「libmp3lame」はmp3の指定です。 vorbisへの変換をする場合は「libvorbis」、aacへの変換をする場合は「libvo_aacenc」を指定します
-b:a 96kエンコードする品質を指定します。 これを大きくするといい音質になります。 mp3の最大は320kbps、vorbisの最大は500kbpsです
${f%.wav}.mp3for文で拡張子をwavからmp3に変換する指定です。 今回に限らず拡張子を一括で変更する技として使えますので、是非憶えておいてください

タグ付け

  • easyTagを起動して、さきほどmp3を作成したディレクトリを指定します。 すると作成したファイル一覧が表示されるはずです。

  • ファイルをすべて選択した状態で、設定マークみたいなアイコン()をクリックして、タグ付けをします。 デフォルトで用意されているパターンにないので、以下のように入力します。

  • するとアーティスト・アルバム名・曲名・トラック番号のタグ付けが自動で行われます。 あとは保存すれば完了です。


タグが文字化けする場合

Androidとかに楽曲を持って行って見ると、文字化けすることがあります。 結果としては機種によるのでなんともですが、easyTagの設定画面でID3タグのバージョンや文字コードの設定をいろいろ変えてみてください。 とくに文字コードはUTF-8でほとんど大丈夫なはずなので、バージョンを変えるといいと思います。

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